概要
全商品が一斉にセール価格に切り替わるなのであれば、通常価格項目とセール価格項目を用意し、特定の時間に並び替えや絞り込みをする項目をセール価格項目に変更すれば可能ですが、特定の商品のみセールになるということも多いかと思います。
商品毎バラバラの時間にセールになってしまうと、共通の並び替えや絞り込みで通常価格項目やセール価格項目を切り替えるのは不可となります。
そんな時に活用できる機能をご紹介いたします。
図解
以下のような商品情報があるとします。
ID | 1 |
通常価格 | 1000 |
セール価格 | 800 |
セール開始時刻 | 2023/1/1 00:00:00 |
セール終了時刻 | 2023/1/3 23:59:59 |
ID | 2 |
通常価格 | 900 |
セール価格 | 700 |
セール開始時刻 | 2023/1/4 00:00:00 |
セール終了時刻 | 2023/1/4 23:59:59 |
並び替えは上記赤枠のような形で表示し、価格が高い順・安い順等の場合は、通常価格項目を指定して並び替えを行う
価格が安い順の表示順(通常価格項目)
- 商品ID2:900円
- 商品ID1:1,000円
通常時は問題ないが、2024年1月1日00:00:00時点に価格が安い順並び替えを行っても、通常価格項目で並び替えを行うため、セール期間中で商品ID1が800円にも関わらず、上記に記載したままの商品ID2が先に表示される。
といってセール価格項目で並び替えを行うと以下となる。
価格が安い順の表示順(セール価格項目)
- 商品ID2:700円
- 商品ID1:800円
理想の表示は以下となる
理想の価格が安い順の表示順
- 商品ID1:800円(セール価格)
- 商品ID2:900円(通常価格)
絞り込みも同じです。
セール価格切り替え機能
概要
上記図解で記載した理想を実現するための機能となります。
前提情報
- 有料オプション機能となります。 ご利用の際はサポートまでご連絡ください。
- 利用には上記図解の項目と最終的に利用する項目として現在価格項目とセールフラグ項目の作成が必要となります。
現在価格項目とセールフラグ項目はセール価格切り替え機能で出力する内容となるため、通常のデータ連携のCSVに含める必要はありません。
ID | 1 |
通常価格 | 1000 |
セール価格 | 800 |
セール開始時刻 | 2023/1/1 00:00:00 |
セール終了時刻 | 2023/1/3 23:59:59 |
現在価格 | |
セールフラグ |
ID | 2 |
通常価格 | 900 |
セール価格 | 700 |
セール開始時刻 | 2023/1/4 00:00:00 |
セール終了時刻 | 2023/1/4 23:59:59 |
現在価格 | |
セールフラグ |
利用方法
この機能を利用することにより、並び替えや絞り込みで指定する項目を現在価格項目を指定するだけで理想の結果が実現可能となります。
2023/1/1 00:00:00時点での価格が安い順の表示順(現在価格項目)
- 商品ID1:800円
- 商品ID2:900円
2023/1/4 00:00:00時点での価格が安い順の表示順(現在価格項目)
- 商品ID2:700円
- 商品ID1:1000円
絞り込みも同様に現在価格項目を利用するのみとなります。
セールフラグ
これはセール中の商品を絞り込むときなどに利用します。
下記注意点があるように、時間になってもセール価格に切り替わらない可能性もあるため、同時に切り替わるセールフラグを利用するとズレが発生しません。
注意事項
この機能は、セール時刻になった時に商品データを内部で更新を行っています。
その為、データの反映まで数分のラグが発生する可能性がございます。